雨音の中で。

2003年10月14日
私は2つの仕事を持っています。

一つは、結婚しこの地へ来てから始めた介護の仕事。
もう一つは、結婚前より勤めてる会社から、
委託という形で請け負ってる、
あるデザインをつくりあげてく仕事。

ここしばらく2つとも仕事量を増やしたせいもあって、すごく忙しい。
でも、とても充実している。

ジムに行き、汗をかくのが気持ちいい。
友達とも、楽しい時間をすごせている。
家での料理も、おいしいものができている。

心に気持ちいいことを、続けたいと思える。
そう思えるものがあるって、シアワセなこと。

私は、満ち足りているのではないだろうか。


でも、心が晴れない今の瞬間。

今日は雨。
しとしと…と雨音が心地いい。

そんな日。




気持ちが滅入り始めました。

2年前は私達の結婚式があった月。
1年前は、彼が彼女と深みにはまっていった月。

なんで、頭に浮かんでくるんだろう。
もう、気持ち切り替えて、
前向きに進んでいくって決めたやん。
何かにつけて、フラッシュバックしてしまう
自分自身がいやでしょうがない。

でも、これも私なのですが。。

なので、自分の感情に否定的で、
しばらく、
日記に言葉を綴ることができませんでした。


もやもやが、ちょっと続きそうな気配です。

10月なんですね。

2003年10月1日
ここしばらく風邪をこじらせて
ふぅふぅ…いってました。

昔は、1日ゆっくり休めば治っていたのになぁ。

そういえば、
夏の虫刺されの跡がなかなか消えなくなったなぁ。
筋肉痛も翌々日にでてきたり…・

これはやっぱり…?!

え?!

いやいや。。。

改めて。
皆さま、風邪にお気をつけてくださいね。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


彼の携帯電話。

彼が私に新しい待受け画面を見せようと
自分で携帯を開いてみせようとした。

そこには、「ダイヤルロック」の文字。

彼は慌てて席をたって、何か操作をしていた。

何事もなかったように、お互い会話を続けたけど。

・・・・。

まだ、ロックかけてたりするのね。
ついでに、音も消してあったね。

まだ、そうなの??


私は彼の携帯を見た事が無い。
でも、彼は、彼女との情報を私が携帯を盗み見て
知ったと思っている。

携帯なんか見なくても、分かるんだよ。
彼の態度や目線で、まず気付くし。
情報をいやでも持ってきてくれる人がいるから。


彼は、ロックをかけているのは、
私がまだ、見た・見ると思っているのか。
それとも、隠さなければいけない事があるのか。


いずれにしろ、うんざりです。

「 のりこの信用を回復する為に
  最大の努力をする 」

自分の言った言葉をもう忘れたの?
それとも、最初から、また嘘だったの??


はーーーっ。


空が蒼すぎて、見てるのがつらい。

はい。

2003年9月22日
  自分は変えられるけど
  他人は変えられない。
  でも、自分が変わっていけば、
  相手にも少しづつ伝染していく…。


というけれど、
自分を変えるのは相当難しい。

ということは、

相手に伝染していく。までいくには、
もっともっとの道のりなのでしょうね。


私は私で出来ることを。

やっぱり、やるしかないから、
自分からやっていかなければ。

まずは、自分から。。
またもや、気負い。。。

いやはや。

2003年9月18日

すっかり秋ですね。
急に涼しくなって、皆さま風邪などひかれませぬように。。。


秋は、私達が結婚した季節です。
でも、去年のこの時期は、
あなたは彼女に夢中でしたね。


やり直していこう…と決めたけど。

少しづつだけど、
二人は今、前向きに進んでいるはずだけど。


あらゆる瞬間に、まだまだ、
あなたと彼女と、それらにまつわるウソを思い出します。

思い出しては、意識的に自分で、
「考えない、考えない…」
と、自分の記憶に蓋をしている私です。
そのまま深く考え出すと、抜け出せなくなるから。

でも、やっぱり思い出す。
それを封じ込める。。。の繰り返し。

本当は、無理やり封じ込めるなんていうのは、
全然立ち直っていってないんだろうけど、
だめなんだろうけど、
今は、そうしていくしかない気がします。


昨日、彼が結婚記念日をお祝いするのに、
去年、食事にいったあのホテルにまた行こうと
言いました。
去年も行ったのですが、
そのホテルでも、彼は彼女に一生懸命メールしてたり、こそこそ電話してたりしてたんだよね。。
見てみぬ振りしてたけど、涙が溢れてたあの日。

あぁぁぁ、また思い出すやん。

彼は、良かれと思って言ってくれたのだろうけど。

正直、行きたくありません。。。

思い出す顔。

2003年9月11日
彼の嘘をついてるときの顔が嫌いでした。

その 嘘 っていうのは、
結局は、自分の利益を考えてのウソであり、
それを相手の為だってすりかえてるウソ。

自分を守る、救うためのウソ を必死で
言ってる彼の姿を見て、私は悲しかったです。

とーっても。

かたや、笑って済ますことの出来る
媚薬としてのウソもあります。


嘘も一生つき通せば真実となる…も
できる人にとっては、本当だと思います。

いずれにしても。。。

嘘は、存在あるものです。
ある意味、ウソは日常にエッセンスを
加える必要なものだと思います。


そんな中で、
注意しなければいけないのは、

ウソそのもの の言葉などではなく、
なぜ、ウソをついたのか?
ウソをつくという行為の奥にある
その人の本質。


見極められる目をもっていますか。


・・・、私はまだまだですが。。。
何かからの逃げから、、というのは例外ですが、
誰かを好きになるって、素敵なことだと思います。

個人には、個人の論理があり、
人それぞれの考え方があって然り、だと思っています。


私の旦那さんには、彼女がいました。

その私が、既婚者の外での恋愛というものを
個人的に考えてみると…。

 遊びであれ、本気であれ、
 当人が、自分自身を把握できているか。

 どんな展開になったとしても
 他人のせいにするのではなく、
 自分の意思による行動の結果として受け止め、
 対処することが出来る!と思えるか。

によって、感じ方が変わってきます。

私の旦那さんは、自分が以前受けた裏切りと
いうものを消化できないままでした。
自分がされて自分が壊れる程辛かったことを
結果、私にも同じ事が出来きました。

彼女との関係も、
それによって積もったウソも、
延々とごまかし、責任逃れが続いてた。

そんな彼に私はとことん、がっかりしました。

既婚者の恋って、
現実に、周囲への影響がかなりありますしね。
その影響を、真摯に受け止める事が
必要になってくる場面がでてきます。


信頼って、大きなものだと思います。

自分への信頼を失った後の事を覚悟してますか?
信頼できない、信頼されてないと思いながら、
それでも、やっていける自信がありますか?

本当に大切なものを守れる自分ですか?

私の旦那さんは、そこまでの考えも無く、
ばれないから大丈夫さ〜。
で、その先の事は考え及んでなかった。
初日から、ばれてたのに。


割切って。 でも、
本気で。 でも、

自覚と、責任。

その覚悟ができているのなら。。。


さらに、その上で、本気で貫くというなら、
お互い離婚し、結婚するという道もあります。
その過程における諸々のことが、
どんなに大変だって、周りのことも含めて、
他でもない自分が選択した道のはずですよね。


一方、やっぱり、浮気される側の責任もあると
思います。
それによって、自分の至らなかった所も
たくさん見えましたし、
これからも、日々勉強です。。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ただ、私自身に向ける本音といいますと。。。

これだけ、辛い思いは、もうごめんです。

私も、誰かをこんなしんどい思いに
したくありません。

それでも、「絶対」という言葉はないもので。

でも、強く思うのは、

この気持ちは忘れないようにしたい。
実家の母が、ダンボールいっぱいの野菜を
送ってくれました。

手紙が添えられて。

「 おいしいご飯、楽しい食卓は、
  家族を幸せにします。
  がんばって。 」

母も今までたくさん悩んで
頑張ってきた。
母もたくさん泣いてきた。

そんな母からの、贈り物。

ありがとう。

すごく励まされたよ。

泣けて、
「着いたよ」
の電話が出来ないよ。


ありがとう、お母さん。。

ついつい。

2003年8月31日

旦那さんを観察する目でみてしまいます。
まず、疑いから入る目。

いけないいけない…。
自分にストップ。
くせになってる。

彼もいつまでもそんな目で見られたら
いやでしょうね。


彼は、彼女との事を

「 もう戻らないし、
  また次も無いから大丈夫だよ 。」

と言います。

そのまま言葉のままを受け入れることが
出来たら、どんなに楽なんだろう。

信用の回復なんてすぐに出来る訳がありません。
もしかすると一生出来ない…と思ったりもします。

でも。

信頼できる。って、
日々の積み重ねの結果に自然と湧きあがるもので
あるだろうから、
毎日をあなたと夫婦として、
向き合って過ごし、
いつの日か、気付いたらそうなるのを
ゆっくり待つことにします。

でもでも。

心は、いったりきたり〜。
ふいに思い出して、
いらいら、もやもや、落ち込んだりと
そりゃありますとも。
まだまだ寝れないし、
頭痛も胃痛も手の震えも残ってる現実ですもんね。

なのですが、その過程が大事なのかも。
無理はしません。
無理してもできません。

少しづつ少しづつ…。

なぜですか?

2003年8月30日
久しぶりに会った先輩との出来事。


自分の子供には、

「人が嫌がることをしてはいけません。
 その人の立場になって考えてみるのよ。」

といつも教えていると以前言っていましたね。


でも、あなた自身は。

自分の気持ちに正直に生きてるだけ。
私は純粋なの。。。
と、夫以外の二人の人と付き合ってる彼女。


矛盾していませんか。

純粋って言葉を取り違えていませんか?
正直 という言葉を、欲 という言葉に
置き換えてみたらどうですか?

自分の大切な子供に
胸を張って言える言葉ですか?


と、酔っていたのもあり、、、
言っちゃいました。

激怒するだろうなーと思ったら、
しみじみと、

「私も分かってはいるのよ…」

と。

でも、そんな状態が3年位続いてるらしい。

はて。

戻ってきました。

2003年8月25日
しばらくこの家を離れていました。

旦那さんの外での「愛しい彼女」事件から、
どろどろのケンカ、離婚騒動までいって、
それでも、離婚に応じない彼に、
正直、迷ってもいる私自信を、
改めて見つめてみようと思ったのです。

結局離れて暮していたのは20日間ほど。

最初の3日目くらいから、
「さみしくてしょうがない。
 早く戻ってきて欲しい。
 後悔している…。」
と、何度も連絡がありました。

後悔しても、それを受け入れ反省し、
自分の今後に活かせなければ
同じ事を繰り返していくでしょう。

その「受け入れ反省」作業を彼にして欲しかった。
もし出来なければ、出来ないでよし。
そのかわり、離婚届にサインして。。。と。

彼が自分で蒔いた種なのです。
自分で最後まで責任を感じて欲しい。

勿論、彼にも言い訳はあるでしょう。
私に対しての不満もあったのでしょう。
でもそうならば、その不満をよそで埋め合わせる
のは、逃げ ではないでしょうか。

めんどくさい、楽しい方がいい。
私もそう思います。
でも、生涯のパートナーでいる意味が無い。

そんな完璧な関係なんて、そうない。
分かっています。
でも、中途半端に続けていくのはいやなのです。

彼が言うように、目の前に楽しくなりそうな
彼女との状況が揃って、その流れに乗っただけかもしれません。
でもそれも、覚悟と責任が必要です。
実際、裁判沙汰にも出きるのですから。
それを予測できずに、ふらふらしてるだけなのは
身勝手です。
私に対しても、彼女に対しても。

。。。。。。。。。。。。。。。。。

私の方も、自分の考えをまとめたかったのです。
頭の中では、離婚すると決めていました。
離婚届を書いて彼に渡し、両方の親に相談にも
行った。
親には、申し訳無くて涙がでて止まらなかった。

でも、彼の離婚したくないという、
愛してるのはのりこだけだ。という言葉に
迷う自分もいました。

迷う…と言う事は、まだ、その時期ではなく、
いろんな選択肢が残っているということ…と
教えてくださった方の言葉に、納得してる自分も
いました。

今回の騒動で、
彼の自分の身を守る為のウソや
醜さを散々目の当たりにした。
なんて、性悪なんだろうと。

彼への信用も尊敬も消えた。

でも、彼への愛情が残っているからなのか。
引っかかってしまっている。
何故、愛情が残っているのか?は自分でも
分かりません。

だったら、今回の事で彼のことは
今まで以上によく分かった。

その上で、もう一度だけやりなおしてみる努力も
必要なのかもしれない。
それで、やるだけやって、だめだったら、
今度は、迷う事も無く、すっぱりいけるのだろう。

と、考えつきました。

彼にも昨日、その事を伝えました。


そして、この家に再び戻ってきました。

どうなりますやら。。。

今日は、私の友人の話です。

結婚5年目で、
二人の子供のお母さんでもある彼女は、
最近、旦那さんから離婚をきりだされた。

結婚2年目くらいから、
旦那さんの「ふらふら浮気」が始まり
夫婦仲も冷めきっていた。

しかし、彼女は、自分への愛情が消えてると
分かってても、子供の成長の為には・・と
我慢していた。

そして昨日、私はその旦那さんと会う機会があり、
その話題になった。

離婚を切り出した理由というのが、

 奥さんへの愛が冷めて
 ずっと、後釜を探していた。
 
 最近見つけた自分の好きな女の子が
 結婚してもいいと言ってくれた。
 
 奥さんへの愛情が無くなって、
 早く別れようとも思ってたけど、
 一人になると、家事とかもいろいろ
 めんどくさいし、寂しいだろうし。

 まっ、かわりが見つかってホッとしたよ。
 
 子供も一人ぐらいは、引きとってやろうかな。

と。

私は、無性に腹が立った。


後釜って、どういうことよ!

子供の為に…と堪えていた奥さんは、
自分の都合だけの「飾り」だったんかい!

自分が一人になるのが寂しくて、
そんな勇気も無く、決意もできなくて、
やっと次が見つかったからと、安心して
「飾り」は切り捨てていく…なんて、
よくそんな恥ずかしい事を言えるよね。

子供は一人ぐらい…って、自分の子供だろ!
あんたは親だし、子供も一人の人間で、
おもちゃじゃないんだよ!!


・・・・・とかとか。

私は、その奥さんである友人から
まだ詳しく話を聞いてなかったので、
その時は何も言わなかった。

でも、近々会う約束をしているので、
話をじっくり聞いてこようと思う。

最終的に離婚に応じるかどうかは
彼女が決めることだ。
どちらにしろ、できる限りの応援はしようと思う。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。


でも、その新しくできたという
旦那さんの彼女もこれから大変だろうな。

彼の言い分を聞いてると、
その彼女を本当に愛しているのかどうか、
疑問だからだ。

本当に愛せる人が見つかってのことだったら、
アトガマ なんて、言葉がでてくるのだろうか。

その新しい彼女もまた何年後かに
同じ目に合ってしまわないだろうか。
新しい彼女は、その事に気付いているのだろうか。
彼の笑顔と見えるものだけに
とらわれていないといいのだけれど。

友人の旦那さんを悪く言うのはイヤだけど、
(いやいや、十分もう言ってるけど)
彼も自分を変える機会に恵まれなかったんだろうな。

でも、これって
結構、普通にあることで、本音なんだろうな。

寂しい。

なんて、いろいろ考えた出来事でした。


「何もしなければ、何も手に入らない。

 あきらめるのは、全てをやりつくしたあと。」


そう。
以前の私は。。。

仕事でも、プライベートでも、
やれることだけのことは、やってきた。

余裕をきどってみせたり、
たまには、なりふり構わずだったり。

うまくいっても、もっと!って思ったり、
でも失敗や挫折もたくさんあった。

いろんな人達に助けてもらったおかげだし、
自分の頑張ってきた自分も大好きだった。


でも、今。

そんなだった自分が遠い存在なような
気がしてしまう。


私は、離婚しようと届けをとっくにとってきて
自分で決心したつもりだったのに。

彼の別れたくない・・と言う言葉に
ひっかかってためらっている自分がいる。

何を立ち止まっているんだろう。

たくさんたくさん考えて言った

別れよう

という言葉だったのに。

疲れるっす!

2003年7月25日


彼と、その後。。。

お互いに、悶々とした日々が続いています。

彼は、離婚なんて絶対しない。
私は、離婚するのがお互いのためだ。

と、話が平行線のままなのです。


思い出しちゃうよ。

2003年7月19日
もし、彼と別れなかったら…。
このまま、この結婚生活が続いていくならば…。

と、考える時、私はどうしても
自分の両親のことを考えてしまう。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。

私が幼少の頃から、
いつも家の中は、ピリピリしてた。
毎日毎日、両親はケンカ。
怒鳴り声ばっかりだった。
母に殴りかかろうとしている父の足に
必死にしがみついて、
「 もう、やめてー!! 」
と泣き叫んでいた。

父は、仕事熱心で、家族を養い、
私達子供達には、愛情を注いでくれた。
でも、母の事を愛していなかった。
いつも見下すような視線で母を見ていた。
外には、ずっと愛人がいた。

母は、仕事に家事にいつも追われていた。
陰でいつも一人で泣いていた。
私は、そんな母にしがみついて抱きつくことしか
出来なかった。

私もいつも、布団の中で泣いていた。

なんで、毎日、ケンカばっかりしてるんだろう。
なんで、お父さんは、私には抱きしめてくれて
あんなに優しい顔で笑ってくれるのに、
お母さんにはできないんだろう。

なんで、私はこんな家に生まれてきたんだろう。
私が産まれてきたからいけないの?
でも、私がここにいなかったら、
誰が、お父さんが殴りかかるのを止めるんだろう。

必死に毎日考えてた。
まだ、4、5歳の頃から。
なんで?なんで?なんで?って。

一度、父が、言いだした事がある。

「 もう、この家には帰ってこないけど、
  のりこ、おりこうさんにしてるんだよ。
  
  お父さんには、行きたい場所があるんだ。
  ごめんね。
  のりこのこと大好きだよ。 」

思わず私は、よその女の人を思い浮かべて、

「 大好きなのに、
  のりこのこと、捨てていちゃうの? 」

と言ってしまっていた。

小さい私は、母を殴る父を、愛人がいる父を、
汚くて、憎たらしいと思っていた。
でも、私には大好きな優しい父でもあった。

父は、結局、3日後に家に戻ってきた。
でも、家を出ていく時の父の後姿を今でも
はっきり覚えている。

それからも、やはり両親のケンカは続いた。

今では、二人とも歳をとり、
言い争う事もなくなったけど、
いたわり合うこともない。

父は父で、母は母で、
最初は頑張って、努力していたはずだ。
いや、ずっと今でも、していると思う。

ただ、そのうち、愛する気持ちが
無くなってしまった。

二人とも、我慢しての努力になってしまった。
どうしても、かみ合わなくなってしまった。
自分の親であろうと、
それぞれが、強くもあるけど、
間違いもあるし、弱いところもある。

でも、そのお陰で
私も、何不自由なく食べさせてもらって、
大きくさせてもらった。

両親には、本当に感謝している。
お互いに疎ましく思いながらも、
家庭を維持し、子供を育て上げてきた。
何十年という、我慢の積み上げ。。。
私には、計り知れない努力だ。
本当に頭が下がる。

私は、今回、旦那さんとのことがあって
これからを考えた時、
果たして自分も愛が無くなった家庭で
毎日、我慢の中で、生活できていくのだろうか?
と、思わず、重ねて考えてしまう。

怖い。

私は、結婚に理想も希望も無いと
ずっと感じとって育ってきた。
結婚なんて、人生の墓場だ・・なんて、
本気で思っていた。

結婚で、幸せにしてね、幸せにするよ、なんて、
甘えだと思ってた。
相手に頼ってばっかりじゃだめなんだよ。
相手を思いやって、一人と一人がお互いに
頑張らなきゃ、幸せになれないんだよ。
幸せは、つくっていくものだし、
維持する努力も必要なんだよ。って。


彼と出会い、愛し合い、
いろいろ悩んで悩んで、、、。

「 結婚したら、愛は必ず壊れる。
  永遠なんて、ない。
  
  でも、この人と、この人だから、
  頑張っていきたい。
  
  彼を、自分を信じてみたい 。」  

と、決意と希望で結婚した。

私は、今、何をしているんだろう。
頑張っていきたいって、何だったのだろう?

別れたいって思うのは、逃げてることなんだろうか。

自分の積み上げてきたものは、全部間違いだったのだろうか。
だったら、今の私は、何なんだろう。

。。。。。。。。。。。。。。。。

母が、最近、ふともらして言います。

「 もっと歳をとって、
  お父さんと二人になったときを考えると、
  不安で、怖くて、眠れない時がある。 」

出きるだけの事は
これからも必ずするからね。
もう、一人で考え込まないでね。

でも、痛い…です。

彼とのこれから。

2003年7月18日

彼への、信頼と尊敬は無くなってしまった。
これからも、100%回復する事はないだろう。

彼は、また目の前の環境が揃えば、
深く考えずに飛びこむ。

私自身が家族として妻として女として
惹きとめる程の力もないのかもしれない。

でも、それは、彼の性分でもあり、
求めるライフスタイルの一つなんだろう。
仕方ないよ。
それもあなたなんだから。
あなたの生き方なんだから。

でも、
自分が経験したつらい過去があったとしても
そのつらさを、また違う人に自分が与えてしまった。。。ということは、ちゃんと自覚しといてね。
他の人にもまた繰り返すなんてことしちゃだめだよ。


私は、今後その繰り返しには、もう・…。
無理。
やりなおしたいというあなたから、
自分や、未来の子供たちのしんどさを
想像して、逃げてるのかもしれないね。

でもね。
もう。
あなたへの価値が、見えなくなっちゃったんだよ。
これから、何十年も時間を共有するであろう
あなたへの価値。

今は、あなたとの、1年先も50年先も見えない。
見たくなくなってる・・と言った方がいいのかな。

お互いに妥協して、
端から見ればそれなりで、、
中身は中途半端なことばかりなのに、
でも、それを見ないようにしてる・・ような家庭。
なんて、あなたもイヤでしょう?

生活面でのいろいろな努力はお互いに
するべきだと思う。
なんやかんやでも、できると思う。
妥協も、勿論必要になってくるでしょう。

でも、根本的な妥協は。
お互いにできないんじゃないかな。

あなたは、あなたらしく。
私は私らしく。

お互いの、ものごとへの基準が、
歩いていく方向も
最初ッから、違っていただけなんじゃないかな。

間違いは、間違いでしょうがないと思う。
本当に。
誰も責められない。

やりなおせるなら、やりなおしたい。
記憶が消せるなら。
乗り越えていく努力ができるなら。

でも、記憶は消えないし、
頑張っていこうという、
やる気も無くなっちゃったんだよね。

。。。。。。。。。。。。。。。。。

だから。

お互いのこれからを考えて、

別れよう。

と、言いました。





あっさりと彼が憎いとか、嫌いとなるならば、
不安の中で、またけんかしていくよりも
存在を無かった事にして、
最初から関係をリセットした方が、
何十倍も楽なんだろうな。
彼への気持ちは冷めてしまったはず。

でも、目の前に彼が立っていると、
後ろから、
ふわーっと、抱きしめてしまったりする。

抱きしめている時、考える。

なんで、抱きしめたかったんだろう?

まだ、愛してたの???

ワカンナイよ。。。。ワカラナイ。。

でも、つい、

抱きしめたかった。

彼に触れたかった。


それだけ。

それだけなのかな?!


******

2003年7月14日

ヒミツのみです




愛する、愛せる ということと、
信じる、信じられる ということは、
やっぱり
経路として、繋がっている感情ですよね。

それが重なっているのは、
ものすごく
幸せなことなんですね。

それゆえ、1度壊れると
同じ形には二度と戻らない。

その先は、
新たに、違う形を二人でつくっていくのか。
それとも、壊れたまま立ち去るのか。


改めて実感しています。

少なくとも、
私には、
どちらもなくてはならない
大事な要素だったのだと。



その後。

2003年7月12日

彼とたくさん話しました。

・・・・・。

今、私の頭は混乱しています。

彼は、今までの言い訳などのウソを認め、
謝りました。
これから言うことは、全て事実だ・・といって
話し始めました。

 「 彼女とは、擬似恋愛だった。
   結局、
   深く、心と心、でではなく
   目に見える、言葉と体でつきあっていた。
   
   お互い本気のようのようで
   そうじゃなかった。
   本気に見せかけて
   お互い錯覚してるのを楽しんでいたんだ。
   
   彼女も、それを楽しんでいたんだ。
   彼女は、今の旦那さんと別れてまで
   俺との付き合いを続けようなんて
   思ってない・・と言っていたし。
   
   俺も、のりこと離婚なんて
   一瞬も考えなかった。
   のりこは、全く悪くなかった。
   のりこのことは、大切にしたいし、
   心底愛してるんだよ。 」


 と。

今までの日常のウソは、積もりに積もってる。
私の心に残ってる。簡単に消えない。
彼の言葉を全部飲みこめない。

彼は、人の痛みが分かる人…と思っていたから、
今回、彼のウソや行動が私には分からなかった。

でも、彼はそうじゃなかった。
目の前のものに、とびついていた。
自分が受けた過去の痛みは味わっただけで、
消化できてなかったんだ。
私が、勝手に解釈してただけなんだ。

 心底愛してる

なんて、言葉、意味理解して言ってるの?
大切にしたいのに、実際は裏切ってるんだよ。
ばれなきゃ、裏切ってる事にはならなかったんでしょ。
それは、見せかけ とどう違うの?


 のりこは何も悪くなかった。

なんて、言っちゃっていいの?
私が、今回いやっていうほど
自分を振り返るように、あなたももっと
ちゃんと考えてよ。

 
 これで、全部本当のことを話したから。
 本気じゃなかったから。
 もう、彼女とは会わないから。
 私のことを愛しているから。
 もう、二度と同じ事をしないから。
 ウソももうつかないから。
  
 これからも、のりことずっと一緒にいたい。

 
なんて、、、、。
あなたは、反対の立場だったら、
理解できるのでしょうか?

他でも恋愛したいなら、
あなたがそう望むなら、それはそれでいいよ。
でも、そんなあなたに私は関われない。
私が一番だからそれでいいなんて、
そんな変な優先順位いらない。

。。。。。。。。。。。。。。。。

ごめんなさい。
混乱しています。

皆さんへの秘密メモ、後ほど書かせて頂きます。。

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