思い出しちゃうよ。
2003年7月19日もし、彼と別れなかったら…。
このまま、この結婚生活が続いていくならば…。
と、考える時、私はどうしても
自分の両親のことを考えてしまう。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
私が幼少の頃から、
いつも家の中は、ピリピリしてた。
毎日毎日、両親はケンカ。
怒鳴り声ばっかりだった。
母に殴りかかろうとしている父の足に
必死にしがみついて、
「 もう、やめてー!! 」
と泣き叫んでいた。
父は、仕事熱心で、家族を養い、
私達子供達には、愛情を注いでくれた。
でも、母の事を愛していなかった。
いつも見下すような視線で母を見ていた。
外には、ずっと愛人がいた。
母は、仕事に家事にいつも追われていた。
陰でいつも一人で泣いていた。
私は、そんな母にしがみついて抱きつくことしか
出来なかった。
私もいつも、布団の中で泣いていた。
なんで、毎日、ケンカばっかりしてるんだろう。
なんで、お父さんは、私には抱きしめてくれて
あんなに優しい顔で笑ってくれるのに、
お母さんにはできないんだろう。
なんで、私はこんな家に生まれてきたんだろう。
私が産まれてきたからいけないの?
でも、私がここにいなかったら、
誰が、お父さんが殴りかかるのを止めるんだろう。
必死に毎日考えてた。
まだ、4、5歳の頃から。
なんで?なんで?なんで?って。
一度、父が、言いだした事がある。
「 もう、この家には帰ってこないけど、
のりこ、おりこうさんにしてるんだよ。
お父さんには、行きたい場所があるんだ。
ごめんね。
のりこのこと大好きだよ。 」
思わず私は、よその女の人を思い浮かべて、
「 大好きなのに、
のりこのこと、捨てていちゃうの? 」
と言ってしまっていた。
小さい私は、母を殴る父を、愛人がいる父を、
汚くて、憎たらしいと思っていた。
でも、私には大好きな優しい父でもあった。
父は、結局、3日後に家に戻ってきた。
でも、家を出ていく時の父の後姿を今でも
はっきり覚えている。
それからも、やはり両親のケンカは続いた。
今では、二人とも歳をとり、
言い争う事もなくなったけど、
いたわり合うこともない。
父は父で、母は母で、
最初は頑張って、努力していたはずだ。
いや、ずっと今でも、していると思う。
ただ、そのうち、愛する気持ちが
無くなってしまった。
二人とも、我慢しての努力になってしまった。
どうしても、かみ合わなくなってしまった。
自分の親であろうと、
それぞれが、強くもあるけど、
間違いもあるし、弱いところもある。
でも、そのお陰で
私も、何不自由なく食べさせてもらって、
大きくさせてもらった。
両親には、本当に感謝している。
お互いに疎ましく思いながらも、
家庭を維持し、子供を育て上げてきた。
何十年という、我慢の積み上げ。。。
私には、計り知れない努力だ。
本当に頭が下がる。
私は、今回、旦那さんとのことがあって
これからを考えた時、
果たして自分も愛が無くなった家庭で
毎日、我慢の中で、生活できていくのだろうか?
と、思わず、重ねて考えてしまう。
怖い。
私は、結婚に理想も希望も無いと
ずっと感じとって育ってきた。
結婚なんて、人生の墓場だ・・なんて、
本気で思っていた。
結婚で、幸せにしてね、幸せにするよ、なんて、
甘えだと思ってた。
相手に頼ってばっかりじゃだめなんだよ。
相手を思いやって、一人と一人がお互いに
頑張らなきゃ、幸せになれないんだよ。
幸せは、つくっていくものだし、
維持する努力も必要なんだよ。って。
彼と出会い、愛し合い、
いろいろ悩んで悩んで、、、。
「 結婚したら、愛は必ず壊れる。
永遠なんて、ない。
でも、この人と、この人だから、
頑張っていきたい。
彼を、自分を信じてみたい 。」
と、決意と希望で結婚した。
私は、今、何をしているんだろう。
頑張っていきたいって、何だったのだろう?
別れたいって思うのは、逃げてることなんだろうか。
自分の積み上げてきたものは、全部間違いだったのだろうか。
だったら、今の私は、何なんだろう。
。。。。。。。。。。。。。。。。
母が、最近、ふともらして言います。
「 もっと歳をとって、
お父さんと二人になったときを考えると、
不安で、怖くて、眠れない時がある。 」
出きるだけの事は
これからも必ずするからね。
もう、一人で考え込まないでね。
でも、痛い…です。
このまま、この結婚生活が続いていくならば…。
と、考える時、私はどうしても
自分の両親のことを考えてしまう。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
私が幼少の頃から、
いつも家の中は、ピリピリしてた。
毎日毎日、両親はケンカ。
怒鳴り声ばっかりだった。
母に殴りかかろうとしている父の足に
必死にしがみついて、
「 もう、やめてー!! 」
と泣き叫んでいた。
父は、仕事熱心で、家族を養い、
私達子供達には、愛情を注いでくれた。
でも、母の事を愛していなかった。
いつも見下すような視線で母を見ていた。
外には、ずっと愛人がいた。
母は、仕事に家事にいつも追われていた。
陰でいつも一人で泣いていた。
私は、そんな母にしがみついて抱きつくことしか
出来なかった。
私もいつも、布団の中で泣いていた。
なんで、毎日、ケンカばっかりしてるんだろう。
なんで、お父さんは、私には抱きしめてくれて
あんなに優しい顔で笑ってくれるのに、
お母さんにはできないんだろう。
なんで、私はこんな家に生まれてきたんだろう。
私が産まれてきたからいけないの?
でも、私がここにいなかったら、
誰が、お父さんが殴りかかるのを止めるんだろう。
必死に毎日考えてた。
まだ、4、5歳の頃から。
なんで?なんで?なんで?って。
一度、父が、言いだした事がある。
「 もう、この家には帰ってこないけど、
のりこ、おりこうさんにしてるんだよ。
お父さんには、行きたい場所があるんだ。
ごめんね。
のりこのこと大好きだよ。 」
思わず私は、よその女の人を思い浮かべて、
「 大好きなのに、
のりこのこと、捨てていちゃうの? 」
と言ってしまっていた。
小さい私は、母を殴る父を、愛人がいる父を、
汚くて、憎たらしいと思っていた。
でも、私には大好きな優しい父でもあった。
父は、結局、3日後に家に戻ってきた。
でも、家を出ていく時の父の後姿を今でも
はっきり覚えている。
それからも、やはり両親のケンカは続いた。
今では、二人とも歳をとり、
言い争う事もなくなったけど、
いたわり合うこともない。
父は父で、母は母で、
最初は頑張って、努力していたはずだ。
いや、ずっと今でも、していると思う。
ただ、そのうち、愛する気持ちが
無くなってしまった。
二人とも、我慢しての努力になってしまった。
どうしても、かみ合わなくなってしまった。
自分の親であろうと、
それぞれが、強くもあるけど、
間違いもあるし、弱いところもある。
でも、そのお陰で
私も、何不自由なく食べさせてもらって、
大きくさせてもらった。
両親には、本当に感謝している。
お互いに疎ましく思いながらも、
家庭を維持し、子供を育て上げてきた。
何十年という、我慢の積み上げ。。。
私には、計り知れない努力だ。
本当に頭が下がる。
私は、今回、旦那さんとのことがあって
これからを考えた時、
果たして自分も愛が無くなった家庭で
毎日、我慢の中で、生活できていくのだろうか?
と、思わず、重ねて考えてしまう。
怖い。
私は、結婚に理想も希望も無いと
ずっと感じとって育ってきた。
結婚なんて、人生の墓場だ・・なんて、
本気で思っていた。
結婚で、幸せにしてね、幸せにするよ、なんて、
甘えだと思ってた。
相手に頼ってばっかりじゃだめなんだよ。
相手を思いやって、一人と一人がお互いに
頑張らなきゃ、幸せになれないんだよ。
幸せは、つくっていくものだし、
維持する努力も必要なんだよ。って。
彼と出会い、愛し合い、
いろいろ悩んで悩んで、、、。
「 結婚したら、愛は必ず壊れる。
永遠なんて、ない。
でも、この人と、この人だから、
頑張っていきたい。
彼を、自分を信じてみたい 。」
と、決意と希望で結婚した。
私は、今、何をしているんだろう。
頑張っていきたいって、何だったのだろう?
別れたいって思うのは、逃げてることなんだろうか。
自分の積み上げてきたものは、全部間違いだったのだろうか。
だったら、今の私は、何なんだろう。
。。。。。。。。。。。。。。。。
母が、最近、ふともらして言います。
「 もっと歳をとって、
お父さんと二人になったときを考えると、
不安で、怖くて、眠れない時がある。 」
出きるだけの事は
これからも必ずするからね。
もう、一人で考え込まないでね。
でも、痛い…です。
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